戸建ての耐震診断

♠ 木造住宅の耐震診断について
耐震診断の対象となるのは、昭和56年建築基準法改定以前に建てられた木造住宅です。
もちろん、それ以降の新基準法に基づいて建てられた木造建築住宅でも 劣化が進んでいるものは、安心のために診断することもあります。
新基準法は、阪神・淡路大震災の際の教訓から制定されたものです。
大地震時に家屋が倒壊しないこと。それが目標となっています。
♠ 耐震診断とは
地震に対して、家屋が十分な耐震性を持っているかを調査・診断します。
具体的には、
  1. 地盤の状況
  2. 土台の状況
  3. 外壁の状態
  4. 柱の接合部の状況
  5. 屋根と躯体のバランス状況
をひとつひとつ丁寧に調査・診断いたします。
♠ 耐震の調査診断手順
  1. 屋外の調査・診断
  2. 外周の調査・診断
  3. 基礎の調査・診断
  4. 屋内の調査・診断
  5. 屋根裏の調査・診断
以上の調査・診断をした後、結果を報告書にまとめて提出いたします。
当社一級建築士が「一般診断法」により行います。

具体的には現場調査をさせて頂きます。

現場調査手順
1.屋外の調査
2.基礎の調査
3.屋内の調査
4.床下の調査
5.屋根裏調査
6.調査・診断結果の提出
♠ 耐震調査・診断結果について
上記調査・診断結果は、「一般診断法」に基づき点数で表します。

評価点及び評価点別の判定
評価点 判定
1.5以上 倒壊しない
1.0~1.5未満 一応倒壊しない
0.7以上~1.0未満 倒壊する可能性がある
0.7未満 倒壊する可能性が高い
※住宅リフォ-ム推進協議会より抜粋

上記表のように評価点で表します。評価点が1.0以上あれば倒壊しない目安となります。
評価点が1.0未満という結果がでたら耐震補強をされることお勧めします。
♠ 耐震補強について
耐震補強として施工するのは、弱い部分、バランスの悪い部分です。
補強することで、強く、バランスのいい、安心できる住宅を目指します。
1. 強い壁を増やす
大きな窓など開口部分を縮小し、壁面を増やす。
耐震合板などを補強として貼り付ける。
2. 外壁面の強度を高めるため、全体の強度のかかり方のバランスをとる。
平面では壁面の全体の強度バランス配置をとる。
弱い壁等に耐震合板などを貼り付ける。
壁面に筋かいを入れる。
3. 床や屋根を補強する
床の強度、屋根の重量を軽くする。
床は、床の下地材で強度を補強する。
屋根は、瓦屋根であれば、スレ-ト屋根に変え軽くする。
4. 柱・はり・筋かいなどをしっかり結合する
柱脚金物・筋かいプレ-ト・短ざくなど金物を使って強度を増す。
5. 基礎を丈夫にする
無筋基礎に鉄筋コンクリ-ト基礎で一体化する。
6. 土台や柱が腐らないようにする
腐朽材料は取り替える。
足元周りの風通しを良くする防湿材を敷く。

以上のような耐震補強は、決して安い金額で行えることではありません。
しかし、リフォーム工事とともに施工することで コストを抑えることはできるので、おすすめしています。
ただ、美しい仕上げにするだけでなく、 安心できる強い住まいをつくりあげることも、私たちの仕事です。

弊社では「東京都木造住宅耐震診断事務所登録証」を取得しております。
Homeへ戻る